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私が悪者ですか? やれやれ・・・

 

ここ数年来、毎年のように高額の火災保険金を支払っている契約者がいます。

この契約の標準的な保険料は、年間およそ10万円で、対象物件は会社の倉庫です。

この契約は、補償範囲が広い保険で、火災・爆発・破裂といったものだけでなく、

風災・水災・飛来物なども補償される総合的な保険でした。

 

田舎の田園風景の中にぽつりと建つ倉庫群は、

台風上陸の回数が増えたため、暴風による被害が頻発化していました。

その被害に対する保険金請求は、毎年100万円を超え、

ここ数年は、保険会社から割増保険料(通常の1.5倍くらい)

を強いられていました。

 

そして、今年度、またもや100万円近い保険金請求があり、

業を煮やした保険会社は、更に割増しを乗せ、

な、な、なんと! 4倍(40万円越え)の保険料を請求してきました。

これには、代理店の私も驚き、何とかならないものかと掛け合いましたが、

保険会社は一歩も譲りませんでした。

 

致し方なく、この内容で契約者に提案したところ、

ショックのせいか、社長は2週間も入院し、

退院後、やっと連絡が取れたと思いきや、

社長は怒っており、全取引を切る! と潔く言い切りました。

 

まあ、社長が怒るのも致し方ないことだと思います。

でもね、私だって、保険会社とできる限りの交渉はしていますよ。

保険者は私じゃなく、保険会社です。私にはどうすることもできないのですよ。

社長から見れば、私は保険会社の手先。

保険会社から見れば、私は顧客と交渉もできないダメ代理店。

そう見られているのかと思うと、モチベーションダウンしますよねえ・・・

 

わたしゃね、敢えて言わせてもらいますよ。

 

毎年のように多額の保険金を請求され、

嫌な顔一つせずスムースに保険金を支払ってあげているのに、

この社長、なんの感謝もないのですよ。

保険料40万円なんて、今まで支払った保険金額から比べれば

大したことないじゃないの。

 

保険会社も保険会社ですよ。

数字を上げろ!数字を上げろ!とうるさい癖に、

事故が多い客は、露骨に切ろうとする。

今の時代、新規で同等の契約を取ってくるのは至難の業なのです。

少しは、現場に「忖度」してくれよ!

 

そろそろ、我儘な奴らの間に立って右往左往するのは、やめようと思います。

 

 

 

author:保険屋小僧左衛門, category:保険代理店の仕事はいかが?, 12:04
comments(4), trackbacks(0)
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Comment
こんにちは。15万円(次から40万円?)の保険料に対して毎年100万円の支払いは厳しいですね。他の契約がどれだけあるかによっても方針が変わるでしょうがそんなに払ったら致し方ないのでは、と思ってしまいますが、ちょっと違う例で保険会社の方針に疑問に思う時があります。
小さな物件の鉄骨とかだと保険料は年間1万円ほどですが10万円の支払い事故が1回ありました。そしたら損害率1000%だとか5年損害率が200%だとか言い出して免責つけろとか言いだしたのです。一蹴しましたが、保険ってそういうもんじゃないだろってあほかと思います。
市原です, 2018/04/19 9:11 AM
間に挟まれるケースは非常に疲れますし、何よりメンタルの
ダメージは相当なものです。
置かれているお立場とそのご苦労は本当に理解いたします。
最近、やむを得ない事情でお取引が終わったお客様ですが、
契約を切られる連絡を電話でいただいた際に何回も何回も
詫びのお言葉をいただきました。
相当に手間も時間も割いて私の思い入れも強かったお客様
だったので残念でしたが、虚しくはなりませんでした。
お客様も保険会社も一言、労いの言葉があると救われるんですけど、
そう考えてることはやはり甘いのでしょうか。
けん, 2018/04/25 3:00 PM
市原さん、こんにちは。

私のこの度の事案も、市原さんの例と同じで、
5年間で支払い保険料が500万円近くになっており、
損害率が極めて高く、保険会社としては、
取引を切りたかったのだと思います。
私が、保険会社に主張したことは、
顧客別にレート交渉をするくらいなら、
自動車保険のノンフリート等級のような制度を
火災保険にも取り入れればどうかということでした。
不公平なことは、このような厳しい施策を行なうのは、
私が所属するA支店管内でのことであり、
当該顧客が、隣の支店管内の代理店で契約をすれば、
この施策は免れるということです。
損害率が高い顧客をコントロールしたいのはわかりますが、
支店によって施策が異なるのどうかと思います。
保険屋小僧左衛門, 2018/04/25 3:55 PM
けんさん、こんにちは。

せめて労いの言葉があればいいのですが、
だいたい取引が切れる時というのは、
お客様が当方の方針ややり方にご不満の時ですから、
労いの言葉など期待できませんよね。
(たまに、親戚や知人が代理店を始めたので、
 そちらへ移る・・・ゴメン、
     というのはありますけど)

保険会社は、代理店の現場のことなど考えず、
自らの利益のみで行動しますので、
端っから労いの言葉など期待できません。
保険会社の方針で契約を切ったら、
将来の損失を止めたという意味で、
一時金でいいですから功労金を頂きたいものです。
保険屋小僧左衛門, 2018/04/25 4:05 PM









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