ライフプランはセールス手法

2019.06.21 Friday

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    老後資金2,000万円足りない問題。

    野党の絶好の追及ネタになっていますね。

     

    こういうパターンの話は、

    生命保険のセールスの場では日常茶飯事に行なわれています。

    義理・人情・プレゼントを駆使する生保レディーに代わり、

    スーツを身にまとい、革の紐靴を履き、

    お金持ちのインテリを装ったライフプランナー(主に男性)が、

    貴方だけのライフプランを引っ提げて生保を売るようになって久しいですね。

    P生命とか、S生命とか、私どもが関わっているTA生命なんてのは、その代表格です。

     

    彼らが顧客に示すライフプランは、

    大黒柱が亡くなれば、いくら不足します、、、

    夫婦が長生きしたら、老後はいくら不足します、、、

    だから、その不足分を丁度補うために、

    このようなプランの生命保険に加入しましょう、

    このようなプランの年金保険に加入しましょう、

    という一見ロジカルなセールストークを行なうためのツールなのです。

     

    大概の顧客は、「なるほど〜」と感動を交えて納得するのです。

    もちろん、そういう考え方や計画立案には一理あるのです。

    どのような保険(プラン)に加入するのかの判断材料になりますから。

    しかし、あくまでも、当該顧客の実態に沿った立案を行なうわけで、

    日本国民全体に当てはめる標準モデルとするには無理があるわけです。

     

    今回、政府の諮問機関が立案した報告書は、まさにそういうことで、

    立案の前提条件(仮定)が極めて特殊な一例に過ぎないはずです。

    そもそも、寿命なんて人ぞれぞれ異なりますし、

    将来の物価上昇率だって正確に読むことは不可能です。

    人それぞれ、収入と支出のバランスは異なりますし、

    資産状況だって千差万別です。

    いざとなれば生活保護制度だってあります。

     

    「2,000万円不足する」ばかりが独り歩きし、

    いつの間にか政争の具になってしまっています。

    野党は、これをして何を政府に問いたいのか、さっぱり不明です。

    本件をまじめに考える個人は、

    ファイナンシャルプランナーにライフプランを試算してもらってはいかがでしょうか。

    生保系のライフプランナーに頼めば喜んでやってきますよ。

     

    (政府の報告書も、実は、金融・証券のセールスに加担しているのかもね。

     だって、報告書をまとめたのって金融庁ではなかったでしたっけ?)

     

     

     

     

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    2019.10.08 Tuesday

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      コメント
      いい切り口ですね、って言ったら失礼ですが、そうか!政府は我々のセールスに加担してくれていたんだ!ありがたい話です。プルデンシャルの真似セールスは非常に有効です。
      • by 市原です
      • 2019/06/22 8:54 PM
      市原さん、こんばんは。

      金融庁は、我々代理店に加担しているのではなく、
      保険会社に加担しているのです。
      その点を十分にご注意ください。
      • by 保険屋小僧左衛門
      • 2019/06/22 10:40 PM
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